自分のせいで「地球なんてなくなっちゃえ」なんて願
いをキャンセルする羽目になった神。
降り立った先にいたのは、酔っ払った音無だった。
幼馴染、気の良い仲間、楽しい関係。
どうして「地球なんてなくなっちゃえ」なのか、
神にはわからなかった。
相沢の試合を観戦に来た一行。
しかし、試合どころではない仲間たち。
思わぬ展開に、目を丸くする。
揺れ動く音無。動き出す落合。吠える清野。
頭を抱える神。
旅行を経て、なんだかギクシャクの仲間たち。
口火を切ったのは、他ならぬ音無自身。
あべこべな関係のまま、事態は動く。
事態は解決したはずなのに、解決にならない。
なにかが違う。考える神。
行き着いた答えに立ち向かうことは、果たして神に、
そして仲間たちに、できるのか。